滑れるようになるのかしら。
不安だわ。
林間学校のスキーの思い出なんて、一人で置いてけぼりになった記憶しかなかったし、
私どんくさいから、ちゃんと滑れるようになるか不安だったわ。
こんにちは。
Katherineです。
スキーって、運動神経が良くないと滑れなさそうとか、難しそうってイメージ、どことなくありますよね。
私も、林間学校の時のスキーのイメージしかなくて、しかもその時はうまく滑られなかったので夫に誘われたときはしぶしぶ始めた感じでした。
始めてからも、本当に他の人のように普通に滑れるようになるのか、全く自信がなかったのですが、だんだん上達してきましたよ!
今はまだそこまでビュンビュン飛ばして滑られるほどまだ上達していないし、斜度が急になると怖くなってしまうのですが、以前よりは少しスピードが出ても少し急な斜面になっても滑られるようになりました!
スキーを嫌にならずに続けるには、いくつか心得ておくべきことがあります。
それを今回は解説したいと思います!
40代オトナ女性がスキーを始めるにあたり心得ておくこととは?
心得ておくことは5つあります。
これを心得ておけば、いやにならずに続けられると思います。
私も知っていれば、もっと上達が早くなったんじゃないかなと思います。
1.はじめはスキーブーツの締め付けの痛さに慣れるべし
はじめてスキーブーツを履くと、まじで痛いです。
痛く感じます。
慣れてしまえば、そうでもないのですが、バックルでギューッと締めるのですんごく痛く感じます。
なので、まずは締め付けになれてしまいましょう。
もしスキーブーツを購入したり、譲ってもらったりして手に入れられる機会があるなら、一日一回10分ほど履いて締め付けに慣れましょう。
スキーブーツなんてスキーしない人は履かないので、はじめて履く痛さのほうが印象に残って、次スキーをしたくなくなってしまいます。
2.スキー板を付けた状態に慣れるべし
スキーブーツに慣れたら、次はスキー板を付けている状態に慣れましょう。
始めた初日は、リフト券使ってリフトに乗って滑って降りてくるなんてことはしなくてよいし、まだできません。
初日は、ゲレンデの下のほうの緩斜面でひたすらスキー板を付けた状態に慣れましょう!
板を斜面に対し横向きにして登り、板を八の字にして滑る(ボーゲン)を繰り返します。
八の字で躊躇なく滑られるようになったら、曲がる練習をします。
これを一日ひたすら繰り返しましょう。良い運動になりますし、1日もやれば板を付けた状態に慣れると思います。
3.斜面を滑ることに慣れるべし
八の字で滑れて、曲がれるようになったら、リフトに乗りましょう!
初めの1日は板に慣れる日なので、リフトに乗るのは2日目以降でよいでしょう。
リフトに乗るのも慣れです。
はじめのうちはビビりまくってしまいますが、乗車位置までとにかく進み、後ろから来たリフトに脚を押されたらそのまま腰を掛けるようにすると良いですよ!
力んだり、座ろうと頑張ると逆に滑ってしまったり転んでしまうので、リフトに身を任せる感じで腰を掛けるのがコツです。
上まで上がったら、とにかくゆっくりゆっくり初心者コースを滑ってきましょう。
滑るのが速い人がビュンビュン抜かしていきますが、気にしなくていいのです。
今日会った人に次また会うことなんてないだろうし、むしろゴーグルとかしているから顔も見えないので、恥ずかしいなんて思わないことです。
ゆっくり、マイペースで、初心者コースを八の字で滑ってきましょう。
一度やってみて、まだ怖いと感じるようであれば、ゲレンデの下のほうで登っては降りる練習に戻りましょう。
荒療治はほんとに無駄。恐怖心だけを残すので、怖いと感じたら前のステップに戻りましょう。
4.スピードに慣れるべし
斜面に慣れたら、今度はスピードに慣れましょう。
慣れるまで、怖くない斜面を何度も何度も滑って慣れていきましょう。
最初に怖いと感じるのはスピードが出すぎるからです。
同じ斜面を何度も滑って、滑ることには慣れてきたら少し八の字の角度を急にしてスピードが出るようにしてみたりして、スピードに慣れましょう。
スピードが出すぎても、八の字だったら制御できるし慣れている斜面なら怖い気持ちも少し和らぎます。
それでも慣れてきてもっと行ける!と思ったら、初心者コースから中級者コースに移ってみてもよいでしょう。
5.まずは同じ初心者コースをマイペースで何度も滑るべし
これは大事!
ほんとに大事!
まずは、同じ初心者コースを怖いという気持ちがなくなるまで、慣れるまで滑り込むこと!
同じコースを滑れるようになれば、別のスキー場の初心者コースに行ってみましょう。
すると、滑るのが初めてのコースでも割と恐怖感なく滑れる自分に気づくはずです。
いつも同じコースを滑っていると、滑られる!という自信がついてきて、別のスキー場に行っても恐怖感が出てこないのです。
私は、初めのころ夫が(たぶん楽しいだろうと思ってのことだろうけど)いろんなスキー場のいろんなコースに連れていかれ、そのたびに恐怖を感じていました。
お友達のスキーショップのお手伝いをすることになり、スキー場のそばにあるので、すぐに滑りにいけるようになったので、暇な時間帯はそのスキー場の初心者コースをひたすら滑り込んでいました。
すると、初心者コースのなかにあるちょっと急な斜度の斜面でも恐怖なく滑れるようになっていることに気づき、初心者コースから中級車コースに行ってみると割と恐怖感なく滑れるようになっていました。
自分のホームゲレンデを決めて、そこの初心者コースを滑り込み、だいぶ慣れたら中級者コースに行ってみる。これが大事です。
大事なのは他の人のペースに巻き込まれないこと!
大事なのは、他の人のペースに巻き込まれないこと。
普通に滑れるようになるまで、むしろこちらのペースに巻き込んで一緒に初心者コースを滑ってもらいましょう!
無理して、背伸びしたコースに行って恐怖心を持ってしまえば、スキーを続けるのが嫌になってしまいます。
これから先、ずっと滑られるようになるために、今だけ付き合って!と旦那様や彼にお願いして、初めは一緒に初心者コースでの練習に付き合ってもらいましょう。
絶対に無理はだめです。
可能なら、最初はスクールに入るのもよいかと思います!
でも、スクールに入るなら、斜面に慣れるところまでやってから入る方が効率が良いと思います。
スクールで恐怖心を持ってしまいかねないからです。
八の字で滑るのに慣れて、スピードにも慣れたら、あとは八の字を平行にしてパラレルで滑れるようになると、もう完璧です。
急斜面に出て、恐怖心が出てしまったら、無理せず横滑りで降りてきましょう。
横滑りも立派な練習です。
無理して滑って、滑落して、怖くなって滑れなくなるより、全然ましです!(それ私!)
初心者の練習にオススメなスキー場
同じスキー場の初心者コースを滑り込んで、慣れてきたら別のスキー場へ…ってなかなか難しいんですよね。
でも以下の二つのエリアなら隣のスキー場がすぐそばなので、練習にはオススメです。
・白馬エリア
・志賀高原
白馬は、7つのスキー場があるので1つのスキー場の初心者コースで頑張って何度も滑って慣れたら、隣のスキー場に行ってみる、というのが簡単にできます。
また、志賀高原はいろんなスキー場がすべてつながっていて、移動が割と楽です。
このエリアに限らず、お近くの小さなスキー場なども初心者の練習にはオススメです!
斜面やスピードに慣れるにはもってこいです。
まとめ
とにかく大事なのは、マイペースに慣れるまでは同じコースをひたすら練習することです。
そうすれば、どんくさい40代でもまずは滑ることに慣れ、そのうち滑ることが楽しくなってきますよ!
無理はしないで、難しいコースに連れていかれそうになっても、ここはまだ怖いから初心者コースで!とお話することです。
楽しくスキーを続けるためにも、初めはマイペースに慣れることに徹底しましょう!
慣れるまでは無理しちゃだめよ。
スキーするのが嫌になっちゃうだけだからね。
楽しく続けるためにも、とにかく「慣れ」よ!